Expancel®│熱膨張マイクロカプセルの特徴
Expancelの主な特徴
Expancelとは、熱可塑性樹脂を外殻とする熱膨張マイクロカプセルで、アクリルやPVDC等のコポリマーを外殻成分としています。膨張後の真密度は0.03g/cm3、平均粒子径は40μmで、しかもこの外殻の厚さが0.1μmと薄いので、ビニール風船のようなかなり特殊な性質を持っています。
Expancelの効果
軽量化、嵩増し、ノンスリップ、意匠性や表面改質(艶消し、マット調仕上げ)、遮熱・断熱、結露防止、多孔質化、衝撃吸収、弾力性向上、揺変性、疎水性、収縮防止、空隙充填材、切削性・研磨性向上、剥離、音響改善、凍害防止など多数ございます。
Expancel WU・DUの用途
- 発泡インキ・立体印刷
- 表面改質・合成皮革
- 熱可塑性樹脂の発泡成形(汎用樹脂)
押出し、射出、ブロー、インフレーション成形など - 発泡ゴム:合成ゴム、天然ゴム
- 紙・合成紙の軽量化、剛性・断熱性の向上
- ノンスリップ材
- 軽量充填材
Expancel WE・DEの用途
- シーリング剤:建築用・自動車用
- 建築用パテ、自動車用補修パテ
- 遮熱塗料、反射塗料
- 熱硬化樹脂の軽量化
樹脂:エポキシ、ポリウレタン、ポリエステルなど - 軽量粘土
- セラミックスの造孔材
- コンクリート、モルタル